米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも粘りが少ない「うるち性」と粘りが強い「もち性」があります。「もち麦」は、この「もち性」の大麦の総称です。大麦には食物繊維が豊富に含まれていますが、中でも一般的にもち性品種はうるち性品種よりも繊維量が多く、ぷちぷち・冷めてももちっとした食感がおいしいと人気を集めています。
コレステロール値を下げ血糖値の上昇を抑え、高血圧を防止し、免疫機能を高める働きがある「大麦」は、トータルで腸活にとても役立つ“スーパーフード”です。
もち麦は、堆肥をし11月に種まきをします。1週間もすると、もち麦の芽が出てきます。
種まきした、もち麦の芽が出てきます。
茎の数が増えてきたら、麦が強く元気に育つように、冬のうちに施肥と麦踏みをしておきます。
春になると、もち麦の穂が出てきます。病気にならないように薬を撒きます。
刈取り時期を判断するために、田んぼを巡回します。
青々としていた麦はすっかり黄金色になり、収穫時期を迎えます。